ベリテンライブ。Part1。

行ってきましたベリテンライヴ
ROCK IN JAPANで今年の野外夏フェスは最初で最後かなと思っていたのですが
、ナタリーで知ったSPECIAL OTHERSの追加発表と、
実家から1時間ほどという点と、
よく観たら生唾ゴックンもののラインナップだったこともあり、
チケットを衝動買い。この日を迎えたわけです。

実は、開催地である栃木県真岡市は、
学生時代にひとり暮らししていた場所でもあり、余韻に浸りながら、駐車場到着。シャトルバスで向かう。やっぱり多い、ROCK IN JAPANフェスTのお客さん。
ちょいちょいツイートしたり観たりしながら会場入り、
朝パラパラと雨が降っていて、曇り空のジメジメした会場。

入ると見えてきたステージ。
大きさ的には、ROCK IN JAPANのレイクステージの奥行を広くした感じ。
両サイドの幕には「縁天来舞」と書いて「ベリテンライブ」と読む表示、
「縁(へり)」はちょっと難解だったけれど、
まあ「苺」はベタだから、それよりはマシかな(主催であるRADIO BERRYのBERRYは苺)。

会場に着いたころには
オープニングアクト2組目・Dirty Old Menが終了したところ、
荷物の整理をする間もなく、前方へ。

RADIO BERRYのDJの方の挨拶(ちょいちょい、スタッフの方の巻きの合図が出て会場爆笑)が終わり、

いよいよトップ・andymoriが登場。

andymoriを観るのは、昨年末のCOUNTDOWN JAPAN以来。
本当はFACTORYの収録参加の予定があったのですが、諸事情で参加できず。

事前に買っていたROCK IN JAPAN特集号のセットリスト順に
iPodのプレイリストに入れて、復習していたので、その甲斐はありました。

話題の新曲からはじまり、
ベンガルトラウイスキー”“everything is my guitar”
モンゴロイドブルース”と畳みかける。

物凄い疾走感があるビートなのに、
ちょいちょいスクリーンに映る小山田氏の
斜め後方を観たような虚ろな視線のギャップがたまりません。

そしてMC、実は栃木初ライヴだそう。
栃木県警の友人がいて、且つ今日ライヴを観に来て、
ライヴ次第じゃ撃ち殺されるというMCで笑いを誘い、そのまま後半戦へ。

ピークはやはり“FOLLOW ME”。
ドラムが鳴った瞬間の一気に跳ねる一部の観客。
そして、ラストは“すごい速さ”で終了。
リズム隊が楽器を下ろすなか、
一人ギターを持ったまま立ち去る小山田氏、勇ましかったです。


次は本日のお目当て、フラワーカンパニーズ

今回はドラムのミスター小西氏が足の怪我により離脱、
緊急サポートとしてフラカンの盟友・クハラカズユキ(from The Birthday)が参加。
4人そろったフラカンが観られないのは残念でしたが、ま
あ、キュウちゃんドラムのフラカンが観られる機会もないと、プラスに捉えました。

フロントエリアの前の方まで進むと、
開始10分ほど前にサウンドチェックにメンバー登場。
楽器隊だけかと思いきや、最後にボーカル・鈴木さんもゆっくりと登場。
登場して、まず思ったことは。

「あっ、あのアシメのシャツほしい!」・・・・・・すいません。

本番さながらのセッションを終え、グレートマエカワさんが
「あと、数分お待ちください。」といって一度戻るメンバー。
このころから、前方の熱気はムンムンに。
今日はユニコーンクロマニヨンズのファンばかりなんだろうなと
思ってましたが、結構埋め尽くされるフロントエリア。


そして、はじまりの合図“ピンクフラミンゴのテーマ”が流れ、フラカン登場!
RIJ同様、真っ白のオーバーオールとハンチングに着替えてきたグレート氏に大歓声!

1曲目はROCK IN JAPAN同様、“ロックンロール・スターダスト”
ピョンピョン跳ねながら、二の腕にタンバリンを叩きつける鈴木氏。
そして、2曲目はRIJでは聴けなかった“最高の夏”
「♪ナーナナ、ナナナナナー」で手を左右に勢いよく振りまくり、
3曲目は待ってました“脳内百景”!!
フラカンのハイテンション曲のなかでも、この曲が一番好きですワタクシ。
終始体を左右に振りまくる鈴木氏。
やっぱりこの人若い!
甲本ヒロトとトップを争う動きにキレのあるオッサン・鈴木圭介。脱帽です。

そしてMCタイム。
フラカンから、ひとつ大事なお知らせが」(鈴木)
「いやいやいや、いきなり!?」(マエカワ)
「今回、ドラムの小西がライヴではなく、打ち上げで足を骨折しました!」(鈴木)

爆笑&失笑の観客

「ツアーの中止、フェスならキャンセル」
「ドラムなしでやる」
「サポートを入れる」の3つの選択肢があった結果、
「サポートを入れる」を選択。3人共通で頭に浮かんだのが、
同じ41歳の盟友・キュウちゃんだそう。
水嶋ヒロという案も浮かんだそうです(笑)。

フラカン21周年、活動休止なし、ヒット曲なしで駆け抜けてきました!」
「倒れるなよ!まず、倒れるのは俺だ!病院いっぱいだぞ!」

など熱く笑えるMCを繰り出し、

「続いては新曲といっても3月にリリースしたので、もう旧曲」と
元少年の歌”この曲の歌詞、本当にステキです。

そしてあのイントロが流れる。“深夜高速”。
なんかいろいろ嫌になったときに、この曲を聴いて、
こういう嫌なことも生きていた証であることを再認識できる曲。
さっきまでの熱さも一気に静まりかえり、曲に聴き入る。

「10月以降のドラムが決まってません、叩ける人いますか?」
「できれば小西みたいな人」

というマエカワさんのMCの後は、
終盤は“恋をしましょう”“真冬の盆踊り”の2曲で最高潮に。
ヨッサホホイホイで一気に飛び跳ねる。
今日のベリテンで会場が地鳴りするほど、観客が跳んだのは
おそらく、このときだけではないだろうか?

最後の投球アクションからのフラミンゴポーズも決まり、フラカン終了!

ライヴ終わった後のフロントにいたお客さんたちの
「最っ高〜・・・!」という疲れ切ったけれど、
満腹感のある声がたまりませんでした。

とりあえず、長くなりそうなので、Part2へ続きます。