2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

映画「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」評

映画やドラマを作るうえで、一番大事なのは「フィクション」という現実にほとんどの人間が経験していない世界や未曾有の領域をテーマにはするけれど、それを鑑賞者や視聴者に対して、いかにも現実の世界でありそうなことに見せて、その世界観に引っ張り込む…

映画「世界のどこにでもある、場所」評

最初にいっておきます。今年、僕が観た映画のなかでワーストです。本当に「退屈」な映画でした。退屈というかウンザリするというか、倦怠感でいっぱいになりました。まず、この作品の出演者はほぼ、三宅裕司さん主宰の劇団スーパーエキセントリックシアター…