Comecomin「2011年日本映画ランキングその5」

クリスマスイブの日に物凄い頭痛におそわれまして(死ぬかと思いました)
なんとかなんでもない朝を過ごしております。
ランキングの続きも無事発表できそうです。

では、61位〜70位
61位「あしたのジョー
62位「岳-ガク-
63位「うさぎドロップ
64位「カイジ2〜人生奪回ゲーム〜」
65位「アントキノイノチ
66位「ステキな金縛り」
67位「漫才ギャング
68位「魔法少女を忘れない」
69位「小川の辺
70位「人の善意を骨の髄まで吸いつくす女」

あしたのジョーは伊勢谷さんと山下さんの肉体づくりは賞賛に値するんですけれど、内容がダメですよね。役者の努力をスタッフが無駄にしてどうするの!?って感じですね。
岳-ガク-は山岳救助隊が主人公に頼りすぎだし、伏線は丸出しだし、いい部分が見当たらなかったですね。
うさぎドロップ松山ケンイチさんコメディ役者としての面白さを知ることができて良かったんですけれど、完全に主人公が甘やかされっぱなしなんですよね。
カイジ2」カイジよりは全然面白いですよ。原作の福本さんが脚本の参加せれているので、だから演出の問題ですよねぇ〜。
アントキノイノチは原作と大違いのラストで憤慨しました。命の大切さや人とのつながりを大事にしていることを訴える映画が命を粗末に扱ってどうするんだ!って気分になりましたね。
「ステキな金縛り」はとにかく主人公が不快だし、幽霊トリックみたいなのが、もう少しどうにかなるだろ!っていうツッコミどころ満載で。
漫才ギャングは漫才が全然おもしろくないし、石原さとみ演じるヒロインに終始イライラさせられて、いい加減石原さとみを心から評価できる作品が出てほしいですね。あとラストシーンは主役の2人のあいだに壁が出来ちゃったように見えましたね。
魔法少女は、前半から中盤にかけてはつまんねぇと思いながら見てたんですよ。でも、後半からは少し面白かったんですよね。死ぬ以上の自分の記憶がなくなるという恐怖はないなぁ、と思いました。
小川の辺は音楽同じすぎ。友達を斬るという悲しさが薄すぎ。なにより妹が弱すぎ。そして結局妹は旦那への愛がないってことで同情できないし、何より旦那がかわいそすぎる。予告でだまされたって感じですね。
「人の善意を」は僕本当に面白そうだなと観に行ったのに、笑いの部分が薄っぺらいし、結局なにが言いたいわけ!?って感じでしたね。役者さんの努力は認めますけどね。

このあたりの作品で共通していえるのは、役者や脚本のかたが頑張ったものを監督とか演出とか制作陣がすごい無駄にしてるなぁ〜って感じですね。
だんだん、ランキングも佳境にせまってきましたね。